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【50代からの介護入門】そうだったんだ!ナットクのケアマネージャーの選び方

こんにちは。私は現在、現役のケアマネージャーとして日々自宅で生活している高齢者の方々の相談を受けて、介護サービスなどの調整をするお手伝いをさせていただいております。

 

今日は、いざ介護保険を利用することになった時に参考となる「ケアマネージャーの選び方」を伝授します。 

 

 

 

ケアマネージャーの選び方

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POINT

ケアマネを選ぶ時に大切なのは・・・

 

「いい人を探そうとするよりも、自分にとってのハズレを掴まないこと」

 

なぜなら、ケアマネージャー個人の能力差はあまりないからです。

 

では、自分にとってのハズレを掴まないようにするためにはどうすればよいか具体的に解説していきます。

 

 

【事前に情報収集をして介護保険やケアマネージャーの仕事を理解しておく】

そもそもケアマネージャーが普段どんな仕事をしているか理解している方は少ないと思います。

 

介護保険を利用してサービスを受ける時は、必ずご利用者本人(またはご家族などの代理者)がケアマネージャーを含めたサービスを提供する側(訪問介護やデイサービスなどのサービス事業者)と契約を結びます。

 

ケアマネは、ご利用者本人やご家族に対してどんな介護のサービスを使うのがいいのか相談に乗り、最適なサービスの”提案”をしますが、利用するかどうかの”決断”はしません。

あくまでも、どんなサービスを使うかを決めるのはご利用者本人そしてそのご家族です。

 

 「介護のことはよくわからないから専門家に任せておけば安心だろう」といった気持ちでケアマネに丸投げしてしまうと、ご利用者本人の自立支援の機会を奪い、ひいては健康を損なったり、余計なサービスを使って経済的な損失を被る場合も考えられます。

 

このように安易にケアマネまかせで考えていると痛い目に遭うかもしれません。

 

 

実際にはどこの事業所にどんなケアマネージャーがいるかなんて、事前には分かりませんね。

 

確かに知識や経験値・年数、年齢などの個人差はありますが、厚労省のガイドラインに沿った業務が基本で、法律で決められた研修を定期的に受けないと仕事をすることができない均一化を図られている職種なので、実際にあまり能力差はないと思われます。

 

しかし、一部の熱心な?ケアマネは、「ご利用者様のため、ご家族のため」と言ってサービスを過剰に入れている場合があるため、介護保険の大まかな仕組みやケアマネージャーがどんな仕事をしているか、どういったことまでやってくれるものなのか、事前にある程度理解しておくことをお勧めします。  

そうすることで、不自然なサービスを入れられていないかより把握することができ、その担当者が「真っ当な」ケアマネージャーかどうかがある程度分かるかと思います。

 

 

 

【ケアマネージャー個人の人間性や立場を理解する】

あたり前のことですが、そのケアマネ個人の人間性も重要です。言葉遣いや接した方や態度、話の聴き方や話し方等々…。

 

決して淀みなく話すケアマネがいいケアマネとは限りません。

ご利用者本人・ご家族自身が「この人はちゃんと自分の話を聴いてくれている」と感じられる方に担当してもらうのが得策かと思います。

 

 

また、急な変更でも快く対応してくれる方がいいのはもちろんですが、「できること」と「できないこと」の線引きがはっきりしていて、その理由をご利用者本人やご家族にちゃんと説明できる方のほうが、自分の役割・立場を理解していることが多いので、ケアマネとして信頼できると思います。

 

初めてお会いした時にでも、ケアマネージャーが実際どんな仕事をしてくれるのか、直接、訊いてみるのがいいと思います。

 

 

ケアマネージャーは医療や介護の現場経験者でしかなれません。なぜなら、その現場を経験しないとケアマネの資格試験すら受けられないからです。

 

しかも、現場では圧倒的に介護福祉士などの介護系の有資格者が主力となっています(福祉系の社会福祉士等も含めれば7~8割くらい)。

 

介護系の現場の経験者は、基本的に人をケアするのが好きな人で、ケアマネージャーになる人は介護職の中でも介護に対して関心があり、その知識や技術が高い人が多くいます。

 

介護職の世界ではケアマネになるのが一つの目標となっており、介護の現場の仕事が嫌だというよりも、スキルアップの一環としてケアマネの資格を取ったり、実際にケアマネ業務に関心があって仕事をしている人が多いです。

 

 

また、仕事の性質上、自分の意見を声高に主張するというよりは、まずはご利用者本人やご家族の話、訴えなどを受け止めることが基本となります。

 

ケアマネージャーは公正・中立な立場で仕事をしなければならないのが原則で、ケアマネージャーの報酬の財源は、ほぼすべて介護保険料と税金などの公費から成り立っております。

特定の業者ばかりを勧めるといった行為は、法律上・倫理上で厳しく制限されているため、「絶対このサービスがいいから使って下さい!」と強引に勧めることはないと思います。

 

※ケアマネージャーの行動の指針は一般社団法人 日本介護支援専門員協会の倫理綱領に定められております。

  

 

 

【もし、自分には合わないと思ったら?】 

もし、介護サービスについて、きちんと行われているか疑問に思うことがありましたら、該当の事業所や担当のケアマネージャーに直接訊いてみることをお勧めします。

 

また、担当のケアマネージャーの対応が良くない、または相性が合わないなどの理由で交替することも出来ます。その場合は役所や地域包括支援センターなど行政機関に相談をするといいでしょう。

 

 

ーまとめー

ケアマネ選びは…

「いい人を探そうとするよりも、ハズレを掴まないことが大事」

なぜなら、ケアマネージャー個人の能力差はあまりないからです。

 

 

 

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以上、今日はナットクのケアマネージャーの選び方のお話をお伝えいたしました。

今日のお話は、自分のことは一旦棚の上に上げさせていただきました。

 

私自身の評価は、正直自分では良くわかりません。私自身が担当しているご利用者本人やご家族に聴くのが一番手っ取り早いのですが、残念ながらそれもできませんm(_ _)m

 

私自身がいいケアマネかどうかは定かではありませんが、今まで信じられないくらいに「ありがとう」「本当に助かっています」という言葉を数え切れないほどいただいたのは紛れもない事実です。

こうやって日々無事に仕事をさせていただいているのも、ひとえにそういった数多くのご利用者本人とそのご家族あってのことです。そういったご縁がなければ、正直に言えば続けられる仕事ではありません(^^; 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた、次回までごきげんよう(^_^)/